なんだかバストトップがかゆい…!
でも、場所も場所だし、人前では掻けない!!
一体何が原因なの?
と悩んだ経験はありませんか?
かゆみ止めを塗ろうにも…お肌の中ではかなり敏感な部位であるバストトップであるため何を塗っていいのかわかりません!
虫刺されってわけでもなさそうだし、原因もわからない!ということも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「バストトップのかゆみ」について見ていきたいと思います!
バストトップのかゆみ
なんでそんな場所?と驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と多くの女性が悩んでいるこの「バストトップのかゆみ」。
実はかゆいだけではないんです!
寝ている間など無意識のうちに掻いてしまっているバストトップは、皮がむけてしまったり、色が変わってしまったり、乳輪のサイズが変わってしまったりするんです!
また、かぶれてしまうことや、赤く腫れてしまうこともあるんだとか…。
デリケートな場所であるため、これらの肌トラブルは跡になって残ってしまう可能性もあります。
実際にバストトップのかゆみに悩んでいる方は…
乳首の表面が炎症を起こし、膿や血が出てしまい、痛痒くてとても辛いです。
常に服の下に隠れている部分ゆえなかなか治らず、ブラジャーは膿でべっとりとくっつき、剥がすような形で着脱を繰り返しています。(22歳・女性)
摩擦だけでなく、蒸れや静電気などでも乳首が過敏に反応してしまいます。
ステロイド等を処方してもらいましたが…なかなか治らず、下着はカップ付きキャミソール等を使用しています。(30代・女性)
アトピー体質ということもあり、乳首の肌荒れもひどいです。
乾燥が原因だと思うので、お風呂の後は乳液等を塗っています。(34歳・女性)
私も皮膚が弱く頬やワキ、そして乳首のかぶれに悩んでいました。
医師にはブラジャーが刺激になるから…とノーブラを勧められ、ニップレスやガーゼ、絆創膏を使用していましたが治りませんでした。
しかし、いつの間にか治っていて、ストレスも関係しているのかな?と思いました。(34歳・女性)
…などなど。
多くの女性がこうしたバストトップのトラブルに悩まされていました。
中には、バストトップが荒れすぎて授乳を断念した方もいらっしゃいました。
そんな女性を悩ませる「バストトップのかゆみ」とはいったい何が原因なのでしょうか?
かゆみの原因①乾燥
実は女性の約7割がバストトップの乾燥を感じているんだとか!
かゆみなどの症状につながらなくても…お風呂上りにバストトップのあたりがピンと張ったような感じがしたり、
乾燥から白っぽい粉を吹いていたりしませんか?
実はバストトップは非常に乾燥しやすい場所なんです!
お顔以上に気温や湿度の影響を強く受けやすいというバストトップは、冬場の気温や湿度の変化になかなか対応しきれません。
また、寒い季節には身体全体の新陳代謝の能力が低下して血行不良を起こします。
そのため、ちょっとした乾燥がトラブルにつながってしまうことも多いと言われています。
さらに、合わない下着の着用や衣服の擦れで乾燥を引き起こしてしまっている可能性も考えられます。
可愛らしい下着は女性のあこがれですが…症状が気になる場合にはなるべく身体に合った下着を着用することをおすすめします。
乾燥を解消するためには…?
そこで乾燥を解消するのに効果的だとされている保湿方法を紹介します!
そこでおすすめするのがバストトップのセルフパックです。
叶姉妹も実践していると自身のブログで公言しているパック方法で皮膚にも優しいのだとか…
最近では、バストトップにも使えるボディー用パックも販売されているようですが、今回は家のあるものでできる「叶姉妹流セルフパック」をご紹介します。
~叶姉妹流~セルフパックのやり方
~準備するもの~
・プレーンヨーグルト
・ハチミツ
・ハトムギパウダー(または小麦粉)
1.プレーンヨーグルトパックにはちみつを入れてかき混ぜます。
2.この時、ハトムギパウダーや小麦粉を入れます。(プレーンヨーグルトとはちみつだけでも大丈夫!)
3.バストトップに優しく載せます。
4.そこから3~5分そのままにします。
5.その後範囲を広げて2~3分待ちます。
6.最後はシャワーで流して終わりです。
食べても身体に害のないものを使っているので、身体にも優しい方法だそうだそうです。
家にあるもので簡単に行うことができるのでいいですね!
これとは別にもう一つのセルフパックの方法もご紹介します!
お風呂上りのワセリンパック
お風呂上りが特に乾燥すると言われているバストトップ。
お風呂あがりの水分を逃さずに、しっかりと保湿することが大切です。
そこでワセリンを使った洗い流さないパック方法をご紹介します!
~準備するもの~
・ワセリン(身体に使用する市販のクリームでもOK)
・サランラップ(バストトップの大きさ分)
1.お風呂上りにバストトップの水気を拭き取ります。
2.続いて、ワセリンをバストトップに満遍なく塗っていきます。
3.その後、ワセリンを塗ったところを覆うようにサランラップをのせます。
4.あとはそのまま下着を着用するれば完成です。
お風呂に入ってから寝るまでに時間のある方は寝る寸前にサランラップを取ると蒸れ等を防ぐことができます。
10分程度を目安に様子を見ながらパックをしてみてください。
今回のパックは洗い流す必要がないので、寝る前にサランラップを外せばパックの終了です!
また、他に美白成分のある「黒ずみケアクリーム」を利用する方法もあります。
ハーバルラビットナチュナルゲルクリーム
イビサクリーム
アットベリー
ホワイトラグジュアリープレミアム
ヴィエルホワイト
ピューレパール
商品ごとのレビューも掲載しておりますので、ぜひご覧ください!
かゆみの原因②敏感肌
日本人は特に多いともいわれている敏感肌。
最近ではこうした敏感肌の人のための化粧品なども多く販売されていますね。
そんな敏感肌ですが…化粧品などが進化しても悩みは尽きません。
実際にバストトップのトラブルに悩む女性たちの話にも合ったように、膿や出血が伴う場合があります。
そうしたトラブルに見舞われた場合、一体どうすればいいのでしょうか?
この場合は「医療機関での受診」をおすすめします!
医師に処方してもらった薬では効かなかった!という声も見られますが、市販の薬よりも処方された薬の方が効力が高いですし、
敏感肌で一度診察をしてもらった病院などであれば今までの治療からあなたに最適な治療方法を導き出してくれる可能性が高いです。
受診する医療機関
バストトップの診察はどこで行うものなのでしょうか?
皮膚科でしょうか?美容外科でしょうか?それとも婦人科でしょうか?
まずは皮膚科に行くことをおすすめします!
皮膚のトラブルが原因であることが多いため、皮膚科でまずは状態を診てもらいましょう。
男性の医師だと抵抗があるという方は、女性の医師にお願いしたりすることができることが多いです。
また、胸の病気やホルモンの問題を疑う場合は乳腺科の受診をおすすめします。
正しい判断を仰いで、悪化させないようにしていきましょう!
かゆみの原因③カビ
バストトップというデリケートな場所なため、かゆみなどのトラブルも起きやすいということで、乾燥や刺激などについて説明してきましたが…
実は「マセラチア菌」というカビが原因でかゆみや湿疹などが引き起こされてしまうことがあるそうなんです。
また、このカビが原因のかゆみの場合は間違った薬を使うと悪化する可能性があるので、かゆみが我慢できない!なんて時には病院で診察することをおすすめします。
このマセラチアによるカビとは、バストトップをはじめとする胸だけでなく、頭や顔、背中にもできやすいと言われています。
まさか自分の身体にカビが生えるなんて…!と驚かれる方も多いかもしれませんが、動物にカビが生えるように人の皮膚にも肌カビが生えます。
皮膚の常在真菌の1つである「マラセチア菌」が異常に増殖することで様々な症状を引き起こします。
このマセラチア菌は人の皮膚の上に必ずといっていいほど存在する「皮脂」をエサとして成長していきます。
代表的な疾患としては『脂漏性(しろうせい)皮膚炎』『癜風(でんぷう)』『マラセチア毛包炎』などが挙げられ、かゆみやシミを引き起こします。
シミが増えたような、色が変わったような違和感とかゆみを感じたら、この「マセラチア菌」の可能性が非常に高いです。
かゆみの原因④病気
バストトップはウイルスが入りやすい場所でもあります。
そのため、バストトップから細菌やウイルスなどが侵入して、炎症を引き起こす「乳腺炎」があります。
特に乳頭陥没などバストトップの形に違和感を感じている方は慢性化しやすいと言われています。
また、授乳をしているわけでもないのに母乳のようなものが出てしまう「高プロラクチン血症」があります。
これらは、ピルやホルモン剤などの女性ホルモンに影響を与える薬の副作用として発症することが多いとされています。
生理痛が酷い方や、避妊のためにピルを使わざるを得ない時もあるかもしれませんが、使いすぎは身体に大きな負担をかけてしまいます。
生理が来るのは、あなたが女性として生きている証拠です。
痛みや体調不良を伴いますが、身体にとっては一大イベント!自分なりの付きい合い方を見つけて行きましょう!
かゆみの原因⑤女性ホルモンの変化
一見、かゆみには何の関係もなさそうな「女性ホルモンの変化」ですが…
生理前から生理中にかけてバストトップがかゆくなるという方が非常に多いんです!
これは「ホルモンバランスの乱れ」が原因です!
身体の中の女性のホルモンのバランスが大きく変わる生理前後はお肌がデリケートになります。
そのため、ニキビなどの肌トラブルが多いのですが、それとともにバストトップやデリケートゾーンの悩みも多くなると言われています。
一時的なものですので、生理が終わり安定期に入るとかゆみはなくなりますが…
生理前後の時期に気になって掻きむしってしまうと、色素沈着などの黒ずみにつながりかねません。
そこで生理中は女性ホルモンに似た働きをすると言われている大豆イソブラボンが含まれるものを多く摂取したり、身体を冷やさないようにするなどして大きな変化が起こらないようにすることが大切です。
また、バストトップがかゆくなるのは生理時期だけではありません!
妊娠初期にもバストトップのかゆみに悩まされると言います。
これは女性ホルモンの変化だけでなく、出産後の授乳に備えて乳腺が発達するために胸が膨らみ、乾燥した皮膚が引っ張られることでかゆみにつながると言われています。
そのため、妊娠初期にも保湿ケアを行うことが大切です。
まとめ
女性なら、誰しもが経験する可能性のあるバストトップのかゆみ。
原因や対処方法を知っているだけで、ストレスの軽減にもつながります。
バストトップにかゆみを感じた際は、患部を掻いたり擦ったりすることなく、保湿を行い様子をみましょう。
また、バストトップのかゆみは、乾燥以外にも摩擦、刺激などのダメージが原因で引き起こされる可能性も高いです。
下着は自分に合ったサイズのものなのか?刺激が強いような衣服や素材を選んでいないか?など気を付けてみるといいでしょう。
様子を見ても治らない、または悪化するようなら迷わずに医療機関を受診してください。
そして、かゆみを感じなくなったとしても、バストトップが乾燥しやすい場所ということは変わりません。
日頃から保湿等もしっかりと行うようにしましょう!