あなたは知っている?ヒアルロン酸の効果

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    化粧品の裏の成分表示からテレビでの美容・健康番組・・・雑誌のスキンケア特集など。

    この言葉、「ヒアルロン酸」って本当によく聞きますよね。

    特に女性なら、ヒアルロン酸配合!と書いてあるとついつい買ってしまったり、商品の成分表示などにヒアルロン酸の記載があるのか確認したり・・・常日頃からヒアルロン酸を意識して生活している人も多いのではないでしょうか?

    そんな今では当たり前の「ヒアルロン酸」ですが、皆さんはそんな「ヒアルロン酸」とはそもそもどんなものかご存知ですか?

    お肌にいい!ってことしか知らない!?だとちょっともったいないかもしれませんよ。

    そこで、今回は「ヒアルロン酸」のヒミツについて迫ってきたいと思います!

    ヒアルロン酸とは・・・?

    ヒアルロン酸とは・・・もともと人の体内に存在する成分で、ムコ多糖類の一種です。人体では、細胞と細胞との間に多く存在しており、水分の保水力を保持したり、クッションのような役割で細胞を守ったりしています。

    ムコ多糖類とは・・・多糖類またはその誘導体と蛋白質との結合物質のこと。

    ムコは「粘液性」という意味を表しており、「運動を円滑にさせる」「細胞や組織の表面をなめらかにする」「環境に対して保護作用をする」という働きをする物質のことです。

    ムコ多糖の中でもヒアルロン酸は、特に水分を保持するチカラ(保水力)に優れた物質で、非常に多くの水を蓄えると言われています。

    ※保水力の度合いはヒアルロン酸自身の重量に対して約6000倍(1gで水6リットル)もといわれています。

    私たちの身体の60%は水で出来ているので、ヒアルロン酸は私たちの身体にとって、とても大きな影響を与えるものだとわかります。

    私の身体がこれだけ多くの水分を保持していくことができるのは、ヒアルロン酸などの保水力に助けられている部分が大きいのですね!

    美容として注目されることの多いヒアルロン酸ですが、実は私たちの身体にもとから備わっているもので、美容においてだけでなく生きていくうえでも非常に大切なものでした。

    ヒアルロン酸が含まれる食べ物

    ヒアルロン酸は動物の身体に多く含まれています。

    例えば・・・身近な食材で言うと手羽先などに使われる手羽や、豚足ウナギなどがあります。

    他にも、高級食材のフカヒレなどにも多くのヒアルロン酸が含まれています。

    そして、あまり食べなれませんが・・・鶏の鶏冠(とさか)魚の目玉などにも含まれています。

    これらのようにぷるぷるとしていて、液体ではないものの水分の多いような動物の部位にはヒアルロン酸が多く含まれています。

    また、動物だけではなく植物などの野菜にも含まれています。

    例えば、オクラとろろ納豆などのネバネバとした食材などにもヒアルロン酸は含まれています。

    健康に良さそうなヘルシーな野菜が多いですね。

    たくさんの食べ物に含まれている「ヒアルロン酸」ですが、これらを食べればヒアルロン酸が身体に取り入れられるわけではないんです!

    実は、ヒアルロン酸は比較的分子が大きいため、体内に取り入れたとしてもなかなか吸収することができません。

    そのため、ヒアルロン酸を含んだ食べ物は胃袋に到達した段階で、ヒアルロン酸よりも小さな物質である「アミノ酸」に分解されてしまいます。

    そのため、それらの栄養はヒアルロン酸として体内に行き渡ることはありません。

    美容効果があると宣伝しているヒアルロン酸サプリメントなども販売されていますが、このサプリメントも体内で分解されてしまうので、ヒアルロン酸のままお肌には届きません。

    ヒアルロン酸が身体に与える影響

    ヒアルロン酸はぷるぷる・ネバネバした食材に多く含まれていましたよね。

    それは、人間も同じで弾力のある場所にはヒアルロン酸のチカラが働いています。

    • 肌の保湿性や粘弾性の維持する働き
    • 肌のシワやたるみの防ぐ働き
    • 肌や関節軟骨機能維持する働き
    • 老眼や眼精疲労を改善する働き
    • 体内の細胞を活性化し、各種栄養素の運搬する働き
    • 卵巣の働きを助け、生理痛の緩和や更年期障害を改善する働き

    私たちの身体の中でも様々な働きをしているヒアルロン酸ですが、実は歳とともに減少していってしまうことがわかっています。

    出典:Carbohvdr Res,159,127-136(1987)

    ヒアルロン酸は赤ちゃんのときが最も多く、20代まではそれほど変化はありませんが・・・

    特に「お肌の曲がり角」といわれる30代から急に減り始め、50代~60代にかけてではヒアルロン酸の量はかなり減少し、赤ちゃんの頃と比べると4分の1(25%)ほどにまで減少すると言われています。

    加齢などで体のヒアルロン酸が減少し保水力が低下すると、肌のハリやツヤなどの弾力性が失われ、保水量も減少し、肌が衰えることにより、シワたるみなどが目立ってきてしまいます。

    また、シミの形成が行われやすくなってしまったり、身体のさまざまな器官で水分調整がうまくできずに老化が始まってしまい、関節痛や動脈硬化などといった病気を引き起こしやすくなります。

    そうなってしまうと肌のバリア機能なども衰え、肌トラブルが起きやすくなったり、肌の新陳代謝の衰えから肌トラブルが治りにくくなってしまいます。

    身体にとって欠かせないヒアルロン酸なのに・・・食べ物から摂ることはできないし、年齢を重ねるにつれて減少していってしまうなんて!

    そこで、ヒアルロン酸を身体に取り入れる有効的な方法について見ていきましょう!

    一緒に摂ると良いとされているもの

    ヒアルロン酸はコラーゲンエラスチンとの関係が大きく、お互いに影響し合っている関係にあります。

    例えば、体内のコラーゲンが不足していると、ヒアルロン酸を多く身体に取り入れたとしても、お肌や身体にとどめておきにくくなってしまいます。

    同じ量のヒアルロン酸を摂取したとしても、体内のコラーゲンの量によってとどめておくことのできるヒアルロン酸の量が変わってくるのです。

    さらに、その逆のことも言えます。

    ヒアルロン酸が減少すると、体内のコラーゲンが変質してしまい、エラスチンが減少し、肌のハリやツヤがなくなってしまうのです。

    肌のハリやツヤの減少は、肌のたるみやシワの原因にもつながるので、この3つのバランスが崩れると、肌の老化にもつながります。

    このように、ヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチンはお互いに影響し合っている存在でいるため、ヒアルロン酸だけ!コラーゲンだけ!エラスチンだけ!を摂るということではなく、バランス良く一緒に摂ることが大切です。

    さらにヒアルロン酸の効果を十分に発揮させるために、ビタミンなどと一緒に摂ることが良いとされています。

    具体的には・・・ビタミンCビタミンB群などが挙げられます。

    特にビタミンB2は、ヒアルロン酸の保水力をさらに高める働きがあります。

    ほかにも、同じくヒアルロン酸の保水力を高め、長時間効果的にその作用を働かせる成分として、ムコ多糖類の仲間であるコンドロイチン」などと一緒に摂ることもおすすめです。

    以下にヒアルロン酸との関係をまとめてみました!

    ヒアルロン酸を効率よく摂取するためには、これらの他の栄養素なども意識することが必要です。

    ヒアルロン酸の副作用

    良い作用ばかりを紹介してきたヒアルロン酸ですが、ヒアルロン酸には副作用はあるのでしょうか?

    健康に安全に綺麗になっていただくためにも、成分の副作用については把握して頂きたいポイントです!

    前述したようにヒアルロン酸はもともと私たちの体内に存在している成分のため、アレルギー反応等の副作用などのリスクもほとんどなく、比較的、安全性が高い成分だと言えます。

    つまり、ヒアルロン酸を過剰摂取しても身体には副作用といわれるものはありません。

    ※稀に便秘や軟便の状態になる人がいますが、水分の摂取量の問題なのでヒアルロン酸による副作用ではありません。

    しかし、ヒアルロン酸のサプリメントやヒアルロン酸注射などの行為を行う場合、副作用や危険が生じる場合があります。

    ヒアルロン酸のサプリメントの副作用

    サプリメントの場合には、そのサプリメント内にヒアルロン酸以外の成分が入っており、その成分による副作用が出る場合があります。

    ヒアルロン酸サプリメントには、様々な形態があります。

    • カプセルタイプ
    • ソフトカプセルタイプ
    • 錠剤タイプ
    • 液体タイプ
    • 粉末タイプ

    などが挙げられます。

    副作用はアレルギー反応であり、サプリメントやその成分の摂取量には関係なく反応が起きる場合がほとんどです。

    特に、カプセルタイプやソフトカプセルタイプ、錠剤タイプに多くアレルギー反応が発症するようです。

    そのため、ヒアルロン酸のサプリメントを摂取する場合は、含まれている添加物などの成分を確認してから摂取するようにしましょう。

    液体タイプや粉末タイプであれば、このようなアレルギーによるものは防ぐことができます。

    しかし、前述したように・・・ヒアルロン酸をサプリメントで摂っても、それらはアミノ酸に分解されてしまうため、お肌や身体にヒアルロン酸として直接行き渡るわけではありません。

    ヒアルロン酸注射の副作用

    目尻や、目元のシワ、こめかみ、頬の凹み、額、眉間、ほうれい線、鼻筋、顎、唇、涙袋・・・などなど。

    さまざまな場所にヒアルロン酸を注射するという美容行為をご存知の方も多いと思います。

    ヒアルロン注射は年々認知度も向上し、手軽な整形だと行う女性も多いことから、それに伴っても安全性が向上していますが、未だに副作用やトラブルがあります。

    そして、ヒアルロン酸注入においてのトラブルで多い原因は、医師による失敗がほとんどだといわれています。

    また、前述したようにヒアルロン酸自体には副作用はありませんし、もともと体の一部であったものなので、身体に入れること自体に問題はないのですが・・・

    身体にもとからあった成分のため、吸収も早く、一度の施術で永久的にヒアルロン酸をとどめておくことはできません。

    また、ヒアルロン酸は分子の比較的大きな成分であるため、注射器が太く痛みや内出血などを伴います。

    また、医師によっては、しこりや傷が残ってしまうことも多く、信頼できる医師の施術が欠かせません。

    美容用ヒアルロン酸注射の副作用は主に以下の6つになります。

    ・皮膚の壊死
    ・異物肉芽腫症
    ・出血斑
    ・過敏反応
    ・細菌感染
    ・アレルギー反応

    ヒアルロン酸注射の目的は、美容用以外に関節症などの治療法があります。

    治療用ヒアルロン酸注射の副作用には主に以下の3つがあります。

    ・アレルギー反応
    ・肝障害
    ・化膿性関節炎

    これらの副作用のリスクをしっかりと把握したうえで、医者を選ぶことが副作用のリスクを軽減させるための大切なポイントです。

    ヒアルロン酸を使った美容方法

    ヒアルロン酸を使った美容方法には、先ほど紹介したサプリメントによるものと、ヒアルロン酸を肌に直接注射するものと、ヒアルロン酸を含む化粧品などをお肌に塗るものヒアルロン酸をイオン導入という形でお肌に染み込ませるものなどがあります。

    これらは簡単に3つに分けることができます。

    口からヒアルロン酸を摂取する方法

    1つ目は、口からヒアルロン酸を摂取する方法です。

    言葉通り、口からサプリメント栄養ドリンク食べ物といった形でとる方法です。

    この場合ですと・・・口から食道を通り、胃・小腸・大腸などを通り消化されていきます。

    その消化の過程で、分子の大きいヒアルロン酸はアミノ酸に分解された後に吸収されます。

    そのため、ヒアルロン酸がそのまま体内に残るわけではないので、あまりおすすめできる方法ではありません。

    ヒアルロン酸をそのまま身体に注射する方法

    2つ目は、ヒアルロン酸をそのまま身体に注射する方法です。

    美容目的なものと、治療目的なものとで2種類ありますが、どれも医師の腕が重要になってくるもので、副作用や傷、しこりなどのリスクは避けられません。

    この場合は、しっかりと病院や医師を選ぶ必要があります。

    ヒアルロン酸を肌に塗る方法

    3つ目は、ヒアルロン酸を肌に塗る方法です。

    ヒアルロン酸配合の化粧品を肌に直接塗ったり、イオン導入などの機械を使ってヒアルロン酸を肌に浸透させるものです。

    これが一番一般的な方法といえるでしょう。

    特にヒアルロン酸を肌に塗るという方法は、今までヒアルロン酸は分子が大きくてなかなか身体に吸収されないと言っていたように、この方法でもヒアルロン酸は肌の一番外側にある角質層までしか届きません。

    しかし、ヒアルロン酸の保水性により、角質層の水分を抱え込み、乾燥を防ぐことはできます。

    また、最近ではこうした化粧品のさまざまな研究が行われ、浸透性の高い低分子のヒアルロン酸フリーズドライで作られた無水ヒアルロン酸といったものも開発・研究されているため、ヒアルロン酸が肌から皮膚のより奥深くまで届くこともできる場合があります。

    この方法に対してイオン導入を使うやり方は、皮膚にビタミンCを塗って電流を流すと、ビタミンCが「イオン化」するために、皮膚の奥深くに有効成分が浸透するという仕組みを使ったものです。

    電流の力でビタミンCが皮膚の奥深くまで浸透することを使って、ヒアルロン酸も皮膚の奥深くまで運んでもらおう!というもので、自宅でできるものから、エステなどで施術が必要な場合とがあります。

    まとめ

    「あなたは知っている?ヒアルロン酸の効果」と題しまして、ヒアルロン酸のさまざまな姿紹介しました!

    今までなんとなく知ったような気持ちでいたけれど、読んでみたら知らないことも結構あったな!と少しでもこの記事を通して、新しい発見をしていただけると嬉しいです。

    身近な成分であるヒアルロン酸ですが、その使い方によってはお肌や身体にダメージを与えてしまうこともあるので、副作用や注意点なども把握したうえで使うようにしましょう!

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