女性ホルモンと噂のウソ?ホント!

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    生理のときにポーチを持って、女子トイレに駆け込むと…

    仲良しのあの子もポーチを持ってる!

    「もしかして生理?」

    「えっ?○○も?」

    何てことありませんか?

    こんなとき、よく耳にするのが…『生理うつった?』です。

    そもそも、約一か月に一回の周期でやってくる生理が友達からうつる何てことあるのでしょうか?

    今回はそんな身近な謎について調べていきたいと思います!

    女性ホルモンにまつわる様々な噂

    上記の『生理がうつる』以外にも、私たちの周りにはウソかホントかわからない様々な噂がありますよね。

    SNSや口コミサイト掲示板等でも見かけることがあります。

     

    …などなど。

    他にもたくさんの噂を耳にしたことがあるのではないでしょうか?

    こうした声の中で特に多かったのが以下の噂でした!

    太ると生理が早くなる』『痩せると生理が遅くなる』

    『恋をすると女性ホルモンが増える』

    『ダイエットは生理後がいい』『生理前は便秘になりやすい』

    そこで、今回はそうした「女性ホルモンに関する様々な噂」について見ていきたいと思います。

    生理はうつるのか?

    まずははじめに紹介した『生理はうつる』という噂について見ていきましょう!

    よく耳にする言葉ですが…実際はどうなのでしょうか?

    私たちの身体の女性ホルモンが引きおこす生理のメカニズムから考えていきましょう。

    生理のメカニズム

    生理のメカニズムから見ていきましょう!

    『生理』とは、不要になった子宮内膜の排出によって経血が体外に出てくることです。

    子宮内膜とは子宮の内側を覆っているもので、妊娠時には赤ちゃんのベッドのような役割を果たします。

    しかし、赤ちゃんができなかった(受精が起こらなかった)場合は子宮内膜は不要になるので体外へと排出されます。

    この排出されたものが経血となり、膣から体外へと排出されます。

    この「子宮のお掃除」ともいえる生理は一定周期で起こります。

    それでは生理の周期について見ていきましょう!

     

    生理の周期は上記のようになっています。

    私たちが普段使っている「生理」は身体の中で起こる女性ホルモンの働きの一部に過ぎません。

    実は、私たちの身体の見えないところで約1カ月かけて様々なことが起こっているのです。

    ※生理開始日を生理周期の1日目として考えます。

    卵胞期

    卵巣の中の卵子のもとが成熟し、卵胞から卵胞ホルモン(エストロゲンが分泌されます。

    これにより子宮内膜が分厚くなっていきます。

    赤ちゃんのベッドを作る作業の始まりです。

    ※この卵胞ホルモン(エストロゲン)は女性ホルモンの一種で、思春期を迎えると分泌が始まり、更年期にを迎えるころには減少していきます。

    主な働きとしては、子宮内膜の増殖・乳房の発達・肌や髪を艶やかにする・ふくよかな体型を作る・自律神経の安定を促す・骨をつくる・脳の活動に作用する…などが挙げれます。

    【かかる日数:約5日】

    排卵

    成熟した卵胞から卵子が飛び出します。

    そして飛び出した卵子は卵管によってキャッチされます。

    この状態で、卵子は精子が迎えに来るのを待ちます。

    【かかる日数:約2日】

    黄体期

    排卵後の卵胞黄体へと変化します。

    この黄体から分泌されるのが、黄体ホルモン(プロゲステロン)です。

    ※この黄体ホルモンも女性ホルモンの一種で思春期から分泌が始まり、更年期になると急激に低下していきます。

    主な働きとしては、子宮内膜の増殖・妊娠の維持・食欲増加・体温の上昇…などが挙げられます。

    これにより、子宮内膜はより厚くなり赤ちゃんのベッドが完成します。

    この状態になると、いつ妊娠してもおかしくありません。

    【かかる日数:約10日】

    生理

    卵管で待っている卵子に精子が迎えに来なかった場合、赤ちゃんのベッドは必要がなくなります。

    そのため、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌は低下し、赤ちゃんのベッドの排出作業が始まります。

    赤ちゃんのベッド(子宮内膜)は血液とともに約3~5日かけて体外へと排出されます。

    この時、子宮の内側の膜がはがれていく為に生理痛などの痛みが発生します。

    【かかる日数:約5日】

    つまり…生理は不要になった子宮内膜を体外に排出するものだったのです。

    卵胞から生理までの日数を図にしてつなげてみると以下のようになります。

    このように私たちの身体は28日周期で妊娠のための準備を続けているのです。

    噂検証!ウソ?ホント!

    生理の基礎知識が分かったところでいよいよ本題です!

    果たして『生理は人からうつるのでしょうか?』

    答えとしては…うつりません!

    28日周期で一生懸命働いている私たちの身体を、友達が生理になったからといって狂わすことはできません。

    今、卵胞期の人は排卵を行わずに生理にはなりませんし、期間が狭まるということもありません。

    ただ、今回ご紹介した【かかる日数】ですが、あくまで平均の値なので前後する可能性はあります。

    また、前回の生理の時は5日かかったのに、今回は3日で終わった!なんてことももちろんあります。

    その時の身体の調子やホルモンバランスなども大きく関わります。

    その結果、生理の子Aさんが生理4日目で生理の子Bさんが生理1日目で生理がうつったようだと感じることはあるかもしれません。

    しかしそれはそんな気がするだけなので、日にち重なちゃったね!というくらいの心持ちでいるのがいいでしょう。

    生理はうつらないということがわかりましたが…月一でやってくるのは変わりません。

    そこで、特に気になる生理中のムズムズについて見てみませんか?

    太ると生理が早くなる?

    続いての噂は…『太ると生理が早くなる』です。

    生理は基本的に28日周期ですが、多少のずれがあったりします。

    いつもの感じよりもちょっと早かったり…遅かったりします。

    そんなときに言われがちなのが「太ったから生理が早まったんじゃない?」です。

    実際に体重が増えると生理周期に影響を与えることがあるのでしょうか?

    噂検証!ウソ?ホント!

    果たして『太ると生理は早くなる』のでしょうか?

    答えとしては…早くはなりませんが…止まる可能性があります。

    生理は先ほど「生理のメカニズム」にて説明したように、順番で行っているのでそれが狂うことはほとんどありません。

    しかし、体重の過度な増減は生理に関係しているそうなんです。

    1カ月の間に自分の体重の10%以上痩せてしまったり、太ってしまう生理が止まる・生理不順が起こるなどの現象が起こります。

    また、BMI18.5未満BMI25以上の人も要注意です。

    BMIとは…『Body Mass Index』の略で、身長に見合った体重かどうか判定する数値のことです。

    これらは、簡単な計算で調べることができます。

    計算式:【BMI(Body Mass Index)=体重(kg)÷身長²(m)】

    上記の計算式に当てはめて、身長158cmで体重54㎏の人のBMIを求めてみましょう。

    式)54÷(1.58×1.58)=54÷2.4964=21.6311…

    となるので四捨五入してBMIは22となります。

    それでは、BMI22というのは一体どのくらいの数値なのでしょうか?

    上記の表が日本肥満学会のデータをもとに作成したものになります。

    BMI22の場合は18.5~24.9の間なので『ふつう』に相当します。

    しかし、この表の数値だと『ふつう』の幅が広すぎて、少しの体重の変化でも気になる女性にとってはあまり参考にはなりません。

    そこで、ふつうややせの部分をピックアップしたシンデレラ体重や美容体重なども含めた表を作成してみました。

    上の表を見てもわかるように、先ほどの表で2つにしか分けられていなかったものが5つに分けられています。

    この数値を基準にダイエットをする人も多いのではないでしょうか?

    しかし、シンデレラ体重は危険とされている18.5未満に値しています。

    そのため、シンデレラ体重を目指してダイエットを行うと…BMI数値が既定の数値以下になり、身体が生命を維持するのが難しいと感じる危機的な状況に陥ります。

    その結果、生殖機能の一環である生理はいったんストップされ、私たちの身体は体重や体脂肪率を健康な状態に戻すことを優先します。

    その後、食生活やてきどな運動から、健康的な値になった場合にはまた生理が始まります。

    しかし、急激な体重の変化は身体にとても大きな負担になっています。

    そのため、生理が始まりだしても…生理不順や不妊、流産がしやすい身体になってしまっている可能性があります。

    この状況は生命的にも非常に危険な状態ですから、ダイエットを行う際には理想体重や美容体重を目指して、一か月の体重の増減は1㎏程度のスピードで行うと良いでしょう。

    ダイエットが生理に影響を及ぼしたら、身体から危険のサインが出ています。

    そうなる前に…ダイエットのやり方を今一度見直してみてください!

    逆に生理の遅れる原因についてはこちらをご覧ください!

    恋をすると女性ホルモンが増える?

    続いての噂は…『恋をすると女性ホルモンが増える』です。

    可愛らしい噂ですが…実際に恋をしている女の子はどんどんきれいになっていったり、輝いて見えますよね。

    この変化は、果たして女性ホルモンによるものなのでしょうか?

    そもそも、『女性ホルモン』とは…生理のメカニズムの際に登場した卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)のことです。

    子宮から分泌されるこの二つが一般的に女性ホルモンと呼ばれ、生理や妊娠、出産などの女性の生殖機能を支えています。

    そのため、これらのホルモンの活動が始まるのは女性が第二次性徴を迎える思春期の頃になります。

    主に、初潮によって女性ホルモンの活動が本格的に始まります。

    そのため、幼稚園の子供が好きな男の子ができて恋をしたからといって、急激に女性ホルモンが活発になり生理になる!なんてことはありません。

    しかし、すでに生理が始まっており、思春期以上の女性の場合はどうなんでしょうか?

    噂検証!ウソ?ホント!

    果たして『恋をすると女性ホルモンは増える』のでしょうか?

    答えとしては…増えません!

    そもそも、女性ホルモンである卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)は減ったり増えたりすることはありません。

    生まれた時からその量は変わらず、脳の指令で機械的にバランスよく分泌され続けます。

    さらに、女性が一生の間で分泌される女性ホルモンの量はスプーン一杯分程度だそうです。

    そのため、恋をしたからと言って女性ホルモンが急激に増える!なってことはありません。

    しかし、恋をするとPEA(フェニルエチルアミン)という快感を感じるホルモンは分泌されます。

    この快感が恋をした時のウキウキ感につながったり、精神的な気持ちの部分で自分に自信が持てたりしてキレイになっていくのではないでしょうか?

    また、女性ホルモンが増えるとされている食べ物がいくつかありますよね。

    ザクロや豆乳、きなこ、納豆…などなど。

    しかし、前述したように女性ホルモンが増減することはありません。

    これらの食べ物には私たちの身体の中の女性ホルモンに似た働きや作用をするというものです。

    そのため、これらの食べ物を摂取するとあたかも女性ホルモンが増えたように感じるのです。

    女性ホルモンは増えませんが…恋をすると気になってしまうこともたくさんあります。

    そこで、男性は女性のことをどう思っているか気になりませんか?

    ダイエットをするなら生理後がベスト?

    続いての噂は…『ダイエットするなら生理後がベスト』です。

    女性なら一度は試したことのなるダイエットですが、なかなか思うようには進まないですよね。

    運動をして、食事制限をしても体重に変化が表れなかったり…

    食欲が抑えられなくなってしまったり…

    でも、ダイエットしていないけれどあまりた食べたくない時や、ちょっとの運動で代謝が上がったり痩せることもありますよね。

    そんな身体のコンディションを良く知ることで今度こそ、ダイエットに成功するかもしれません!

    この噂はウソか?ホントか!検証していきましょう。

    噂検証!ウソ?ホント!

    果たして『ダイエットをするなら生理後がベスト』なのでしょうか?

    答えとしては…生理後がベストです!

    生理のメカニズムの中でも紹介しましたが…生理を含む女性ホルモンの働きは私たちの身体の中でかなり大きなイベントです。

    そのため、ダイエットをはじめとする身体の体調にも大きく関係しています。

    それでは具体的に痩せやすい時期=ダイエットにベストな時期と痩せにくい時期=ダイエットに向かない時期について見ていきましょう!

    生理周期から見る痩せやすい時期

    ダイエットに適しているという痩せやすい時期は、生理終わりから約2週間になります。

    生理中に活躍したプロゲステロンは役目を終え、自らがため込んだ水分を体外に排出します。

    この時に代謝も良くなるので、思いっきりデトックスしてしまいましょう!

    また、このプロゲステロンに代わってエストロゲンの割合が高まります。

    そうすることで、食欲が抑えられ暴飲暴食を防ぐことができます。

    さらに運動をするとすぐにエネルギーを燃焼してくれるので、痩せやすくなります。

    この時期はたくさん身体を動かして、血流を良くしてデトックスしていきましょう!

    生理周期から見る痩せにくい時期

    ダイエットに向かないといいう痩せにくい時期は、生理が始まる前の1週間です。

    皆さんも思い当たるところがあるかもしれませんが、生理前のこの時期は甘いものが急激に欲しくなったり、体調が優れなかったりする時期ですよね。

    最近ではPMS(月経前症候群)などとも呼ばれています。

    代表的な症状としては…

    身体的不調に当たる疲れやだるさ、腰痛、頭痛、むくみ、体重増加、下腹部のハリなどが挙げられます。

    また、精神的不調に当たるイライラや憂鬱、情緒不安定、泣きたくなるなどが挙げれます。

    こんな不安定な時期に身体的にも精神的にも負担のかかるダイエットをスムーズに行うことができるはずありません。

    さらに、プロゲステロンの割合が増えることによって、水分や栄養分を身体にため込みやすくなっています。

    他にも、食欲をおさえにくくなりストレスを感じ、血糖値が下がり…甘いものが欲しくなったりします。

    これらはあなた自身の意思の問題ではなくホルモンバランスの変化による生理的なものなので、食欲やだるさに逆らえない自分を責めたりせず、落ち着いた気持ちで体重の減少ではなく維持を目標としていきましょう!

    この時期は身体的にも精神的もダイエットには適していません。

    自分の中で生理の前の大切な時期だと思って、身体の変化に目を向けてみましょう。

    正しい知識と行動

    今回は気になる4つの噂について見てきましたが、いかがだったでしょうか?

    中にはウソだけではなく、ホントのものもあったりしましたね。

    噂にはホントのようでウソであるものと、ウソのようでホントであるグレーなものもあります。

    そんな噂と出会った時には鵜呑みにせず、その噂を基本的なメカニズムに基づいて分析してみてください!

    そうすれば、きっとウソかホントか見えてきます。

    間違った情報に流されることなく、正しい判断もできるはずです。

    是非、試してみてください!

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