ライフサイクルとデリケートゾーンのトラブルってイコール?

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    女性の身体は歳とともに、さまざまな変化が生じます。

    若いころには気にならなかったデリケートゾーン乾燥が気になり始めたり…

    更年期障害かも?と思える火照りやイライラが続いたり…

    今まではなかった女性ならではの悩みを抱える人が多いようです。

    そこで今回は、年齢とともに変わりゆく身体とライフサイクルとの関係を見ていきたいと思います!

    女性のライフサイクル(女性ホルモン編)

    身体とライフサイクルの関係の中でも、もっとも関係が深いと言われているのが「女性ホルモン」です。

    女性ホルモン:主に「エストロゲン」と呼ばれる卵胞ホルモンと「プロゲステロン」と呼ばれる黄体ホルモンのことを言います。

    この女性ホルモンは、私たちの身体の中にいつも備わっていますが…

    その分泌量や働き方は年齢によって変わってきます。

    思春期

    主に10代から20代前半までの間に該当するこの時期。

    青年期の前期。第二次性徴が現れ、生殖が可能となって、精神的にも大きな変化の現れる時期。(デジタル大辞泉)

    身体だけでなく、心にも大きな変化が訪れます。

    その中でも、大きな変化だと言えるのが「初潮」です。

    女性ホルモンが増加し、月経がはじまります。

    はじめは不規則な月経が続きますが…次第に定期的に訪れるようになります。

    また、この時期の女性ホルモンの増加に伴って身体が丸みを帯びてきます。

    成熟期

    主に20代から40代半ばごろに該当するこの時期。

    動物個体が生殖可能な状態になること(性成熟)をはじめ,諸種の特定の機能を果たせる状態,備えた状態になることをいう場合が多い。(栄養・生化学辞典)

    生殖機能や身体が完成している状態の為、妊娠や出産に適した時期だと言えます。

    妊娠適齢期と呼ばれる時期はだいたいこの成熟期にあたります。

    中でも、「閉経年齢ー最終妊娠年齢=10年」だと考えると41歳ごろが妊娠の限界20代半ば~30代前半の間が妊娠適齢期だと言われています。

    また、思春期に増えた女性ホルモンの分泌量がピークに達している時期のため、さまざまなリスクに備える必要もあります。

    (このリスクに関しては、次の章「女性のライフサイクル~デリケートゾーン編~」でご紹介します)

    さらに、女性ホルモンも妊娠や出産などにともなって変化しやすい時期になります。

    また、閉経が近づくにつれて30代後半から、生理の周期に変化が見られる人が多いようです。

    特に、多いのは生理の日数が短くなるという人。

    そんな身体のサインを感じたら、慌てずに自分の身体の変化を素直に受け止めましょう。

    更年期

    主に40代後半から50代後半までの間に該当します。

    女性の、成熟期から老年期へと移行する時期。閉経期を中心とする前後数年間をいう。(デジタル大辞泉)

    この時期の大きな変化は「閉経」による女性ホルモンの減少です。

    思春期で始まった月経がここで終わります。

    そのため、女性ホルモンの必要がなくなり、徐々にその分泌量が減少していきます。

    そのホルモンバランスの変化によって、現れるのが「更年期障害」です。

    更年期障害は、主に「精神神経系」、「血管運動神経系」、「皮膚分泌系」、「消化器官系」、「運動器官系」、「泌尿器・生殖器系」に分けられます。

    頭痛や耳鳴り、ほてりや発汗などと言うものから、ドライアイなどのものも含まれます。

    これらは、原因もはっきりとしているため自分に合った対策でその症状を和らげることができます。

    是非、専門機関に相談してみてください。

    老年期

    50代後半からそれ以上の年齢が該当します。

    年をとって、肉体的・精神的な衰えが種々な形であらわれる時期。(大辞林 第三版)

    この時期は閉経を終え、特に大きな女性ホルモンの変化はありませんが、筋肉の衰えなどにより尿漏れなどの泌尿器のトラブルが気になり始めます。

    頻尿や残尿感が気になってしまったりすることがあります。

    最近では、こうした老年期のトラブルに対応できるケア用品なども増えてきているので、ぜひ症状の度合いに合わせて使用してみてください。

     

    女性のライフサイクル(デリケートゾーン編)

    先ほどまでライフサイクルと女性ホルモンの関係について見てきましたね。

    今度は、そんな女性ホルモンが深く関わっている「デリケートゾーンのトラブル」についても見ていきたいと思います。

    思春期

    先ほど紹介したように、月経がはじまり女性ホルモンが増加するこの時期。

    以下のトラブルが考えられます。

    ・生理痛

    ・生理不順

    ・性感染症

    生理痛

    まずは「生理痛」です。

    生理が始まったことにより、今まで感じたことのないような下腹部の痛みや違和感を感じることになります。

    はじめのころは、下腹部だけでなく腹痛や頭痛につながり体調不良になってしまう場合もあります。

    なるべく、身体を冷やさないようにして鎮痛剤なども併用しながら生理痛との付き合い方を試行錯誤していきましょう。

    生理不順

    続いては、「生理不順」です。

    これは、前述したようにはじめのころは当たり前のものなのですが…

    女性ホルモンが増加したことによって、身体が丸みを帯びてくることを理解せずに無理なダイエットを行ってしまうと生理が止まってしまったりすることがあります。

    こうした生理が止まるなどと言ったトラブルは改善するまでにかなりの時間がかかるため、のちのちの生理不順にもつながりやすくなります。

    身体の変化は素直に受け止め、過度なダイエットは控えましょう!

    性感染症

    最後に、「性感染症」です。

    生理が始まったことにより、身体は未熟ではありますが生殖機能が発達し始めます。

    その結果、性行為も可能となるのですが…その際に間違った認識や知識不足などによって性感染症などにかかるリスクが高まります。

    正しい知識のもと、パートナーと自分のペースを考慮して行いましょう!

    肌トラブル

    また、生理が始まったことにより気になり始めるのが、デリケートゾーンの「ニオイ」や「蒸れ」、「かゆみ」になります。

    ナプキンの装着による違和感や刺激がかゆみにつながってしまったり、おりものや経血のニオイが気になることが多くあります。

    また、ニオイを気にして強く洗い過ぎてしまうなんて場合もよく見られます。

    そこで、そんなトラブル解消のために下のお役立ち記事をを参考にしてみてください!

    デリケートゾーンのお手入れの仕方から、ナプキンについてまで記載しています。

    お役立ち記事

     

    成熟期

    妊娠や出産にも適した時期であり、ライフイベントも多くなる時期

    生殖的機能が成熟した成熟期には、思春期以上に様々なトラブルがあります。

    ・PMS

    ・子宮内膜症

    ・不妊症

    ・子宮筋腫

    ・子宮頸がん

    ・卵巣がん

    ・乳がん

    ・カンジダ症…など

    また、それに加えてデリケートゾーンのにおいや蒸れ、かゆみ、おりものに対する悩みも増加します。

    お役立ち記事

    PMS

    月経前に起こる精神的や肉体的な症状で月経とともに軽くなっていくもの

    精神的な症状には、情緒不安定やイライラ、眠気、不安、集中力の低下などが挙げられます。

    それに対して、肉体的な症状として腹痛や頭痛、腰痛などの痛みを伴うものが挙げられます。

    現在では、薬による治療などもあるため、症状が日常生活に支障を及ぼす場合は早めに医療機関にて相談することをおすすめします。

    子宮内膜症

    子宮内膜の組織が子宮内膜以外の場所に成育してしまう病気のことです。

    子宮でない場所にこの組織ができてしまっているにも関わらず、そのままの状態で生理周期に合わせて生理が起こります。

    しかし、経血を排出する場所がないため、多くの場合は血種というカタチになったり、周りの器官に影響を及ばして痛みを伴ったりします。

    不妊症

    避妊をせずに性行為を行っているにも関わらず、2年間妊娠しない状態のことを言います。

    現在では、10組に1組の夫婦がこの不妊症に悩まされています。

    この検査や治療には時間がかかります。

    そのため、早期に対応することが求められます。

    また、不妊症の場合の多くに女性に原因があると思われがちですが…

    実際は男性側に原因がある場合が4割!

    その多くが検診を受けるまで無自覚であることが多いです。

    不妊症は、夫婦の問題です。お互いに話し合って、早いタイミングで対処していきましょう!

    子宮筋腫

    子宮に良性のこぶができてしまう病気です。

    現在では成人女性の4~5人に1人がなると言われているほどの身近なもので、不妊や流産の原因になってしまうこともあります。

    そのため、妊娠を希望する場合は早期に治療を行った方がいいでしょう。

    実際は良性のこぶであるため、命に関わるようなものではありません。

    しかし、経血量に異常を感じたり、貧血のような症状に悩まされる場合は受診をおすすめします。

    子宮頸がん・卵巣がん・乳がん

    女性特有のがん「子宮頚がん」「卵巣がん」「乳がん」があります。

    これらのがんが悪性の場合は手術による検査や治療が必要になります。

    なかなか自分では気が付きにくいものでもあるので、定期的に健康診断を行ったりすることで早期発見につなげることをおすすめします。

    また、こうしたがんによって乳房や子宮、卵巣ごと切除する場合もありますので、妊娠を希望する際にはこれらの検査を受けてみるべきです。

    カンジダ病

    膣や外陰部の痛み、おりものの異常、腫れや熱さを感じるもので、免疫の低下などで発症しやすい病気だと言われています。

    治療は主に膣錠軟膏によって行うことが多く、検査でカンジダが消失したことを確認する必要はありません。

    また、再発の可能性の高い病気であるため、一度かかった経験のある方は注意が必要です。

    肌トラブル

    肌トラブルに、「ニオイ」や「蒸れ」、「かゆみ」などが挙げられます。

    また、この延長に多いのが「黒ずみ」です。

    アンダーヘアの脱毛(VIO脱毛)などを行う人も多く、なにかとデリケートゾーンに刺激が与えられやすい状態なのでこうしたトラブルも発生しやすい傾向にあります。

    そこで、脱毛に関する記事と黒ずみに関する記事を紹介いたします。

    お役立ち記事

     

    更年期・老年期

    女性ホルモンが減少し、閉経に向けて身体に変化が訪れる時期である更年期と、その後の老年期の2つをここでは一緒に見ていきいます。

    以下のようなトラブルが考えられます。

    ・更年期障害

    ・子宮体がん

    更年期障害

    精神的、身体的に不快な症状があらわれるもので、ホルモンバランスや精神的な要因が考えられる病気。

    女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に減少するという「ホルモンバランスの変化」と仕事や家庭などでの「環境的な要因」、またそれらに対する「心理的な要因」によって引き起こされることが多いです。

    主な症状は前述したように6つに分けることができ、細かいそれぞれの症状は以下のようになります。

    精神神経系

    頭痛、めまい、耳鳴り、もの忘れ、憂うつ、判断力・集中力の低下、不眠、不安感…など

    血管運動神経系

    のぼせ、ほてり、発汗、冷え、動悸、息切れ…など

    皮膚分泌系

    皮膚や粘膜の乾燥、湿疹、発汗、ドライマウス、ドライアイ…など

    消化器官系

    食欲不振、吐き気、便秘、下痢、腹部膨満感…など

    運動器官系

    肩こり、腰痛、背筋痛、関節痛…など

    泌尿器・生殖器系

    月経異常、頻尿、残尿感、尿失禁、性器下垂感、外陰掻痒症…など

    症状の度合いや捉え方は人によって異なります。

    また、その原因もホルモンバランスによるところがどれだけ影響しているのか?ほかに心身的ストレスはないのか?などによって大きく変わってきます。

    症状が重く、精神的につらい場合などは医師と相談しながら治療方法を模索していきましょう!

    子宮体がん

    子宮体部にできるがんのこと。

    この子宮体部とは、妊娠した際に胎児を育てる部分のことです。

    不正出血などの症状が見られ、子宮頸がんに比べると比較的高齢で発症することが多いです。

    検査方法は、外来での子宮内膜の検査で、細胞を採取して行います。

    自覚症状がある病気なので、不正出血などの異常を感じたら早期に診察することをおすすめします。

    まとめ

    それぞれのライフサイクルに合わせて、デリケートゾーンのトラブルを見てきましたがいかがだったでしょうか?

    女性の身体のトラブルの多くには女性ホルモンが関係しています。

    そのため、年齢によってどのような変化があるのか女性ホルモンの働きやその時に起こりやすいトラブルについては把握しておいたほうがいいでしょう。

    長く付き合う女性ホルモンだからこそ、しっかりと理解して、その都度対処していきたいですね。

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