【黒ずみケア入門】どうして黒ずむ?原因とメカニズム

投稿日:2017年8月8日 更新日:

    デリケートゾーンに限らず全身の黒ずみの原因は「メラニンの活動」

    「メラニン色素」というと、黒ずみやシミ、日焼けの原因といった嫌なイメージが強いですよね。

    しかし、このメラニン色素!

    実は私たちの身体を守る役割があるんです。

    私たちの皮膚は常に紫外線や摩擦、乾燥などの様々な刺激にさらされています。しかし、そんな中でもやけどや水ぶくれにならずに生活できているのはメラニン色素のお陰なんです!

    またメラニン色素は肌の色だけでなく、髪の毛や瞳の色にも関係しています。髪の毛や瞳の色の濃い、薄いはこのメラニン色素の量によって変わってきます。例えば、瞳の色のメラニン色素が薄いと…まぶしくて太陽を見られなかったり、すぐに日焼けした後に赤く腫れてしまったりと、日光に弱い身体になってしまいます。特にメラニン色素が日本人(黄色人種)に比べて少ないと言われている白人の方がよくサングラスや日傘を使っているのはこのためです。人種によってもメラニン色素は変わってくるのですね。逆に、黒人の方は、メラニン色素が多いので日光や日焼けに強く、熱い場所でも生活することができます。

    このように、私たちにはなくてはならないメラニン色素ですが…肌の薄いところなどに作られてしまうと黒っぽく目立ってしまうんですよね。日焼けをするとすぐに黒くなるタイプの私は、この黒ずみに悩まされてきました。

    特に、皮膚が薄く敏感だと言われているデリケートゾーンやワキはメラニン色素による黒ずみができやすい部分だといわれています。

    しかし、なぜ紫外線も当たらないデリケートゾーンやワキに黒ずみが出来てしまうのでしょうか?

    実は、メラニン色素は紫外線による刺激だけではなく、摩擦、乾燥などの刺激によっても黒ずみは出来てしまうのです。

    しかし、下着や衣服によって一番守られていると思われるデリケートゾーンに刺激によって黒ずみができるとはどういうことなのでしょうか?

    意外と多いデリケートゾーンへの刺激

    デリケートゾーンって…下着や衣服に守られていて、紫外線にも当たらずに刺激もない、そんな場所だと思っていました。

    しかし、実際はデリケートゾーンにもたくさんの刺激がひそんでいたのです!

    例えば、摩擦です。

    身体に合わない下着を身に着けて身体を動かすと、デリケートゾーンと下着の生地がこすれてしまいます。そのことが肌に大きなストレスを与えてしまい、肌を摩擦という刺激から守るためにメラノサイトがメラニン色素を作り出し、摩擦の刺激を受けた箇所にメラニン色素が蓄積されてしまうのです。この肌の防御反応が、皮膚の上から見ると黒ずんで見えてしまいます。これがデリケートゾーンの黒ずみの始まりです。

    前述したようなサイズが合っていない下着は、デリケートゾーンとの摩擦から、黒ずみを引き起こしやすいです。

    また、デザイン重視の下着も黒ずみを引き起こす可能性があります。

    可愛らしく、見栄えもいいデザイン重視の下着は男性受けもよく、「おしゃれは見えないところから」ということもあって、着ていて気分のいいものですよね。私も20代のころはよく履いていましたが…黒ずみが気になりだしてからは、見た目よりも体や肌のことを考えるようになりました。

    履き心地よりも見え方を重視した布面積の小さいような下着や、紐で結んで履くタイプのものは、女性のVIOの周りを食い込むように覆うものなので、その締め付けからメラニン色素が発生、蓄積しやすくなってしまいます。

    さらに、肌触りが硬くザラザラとしているような素材の下着も黒ずみを引き起こす可能性があります。例えば、レース生地の面積の広いものや、長年使っている下着などです。柔らかい素材ではないこれらの生地の素材を着用したまま、細身のパンツやジーンズをはいたり、椅子に座りっぱなしであったり、激しく運動したりすると、圧力に加え、摩擦も生じて肌への刺激となってしまいます。

    黒ずみを引き起こす様々な下着についてご紹介いたしましたが、実はこれらの下着に共通する素材があるのです。

    それが、化学繊維です!

    化学繊維とは、石油や薬品を使って化学的に作った繊維のことです。具体的には…ポリエステル・アクロン・ナイロン・レーヨン・ポリウレタンなどがあります。

    また、これらの化学繊維は通気性が悪い為、蒸れやすく、かゆみや炎症の原因にもなります。

    さらに静電気なども発生しやすく、肌にはあまり優しくない素材です。

    デリケートゾーンの刺激やトラブルを予防・改善するためにも、化学繊維を使った下着ではなく、柔らかく通気性のよい自然繊維を使ったものを選んでみてください。

    デリケートゾーンの刺激は黒ずみへとつながります。

    ぜひ、下着の繊維表示を今一度確認してみてはいかがでしょうか。

    下着の素材一つで摩擦になってしまうデリケートゾーン…皆さんは洗い方にも気を付けていますか?

    デリケートゾーンを洗うのにも摩擦が起きている⁉

    皆さんはデリケートゾーンを洗う時って、どのようにして洗っていますか?

    私は、今までデリケートゾーンも身体と同じようにナイロンなどの繊維のボディータオルでゴシゴシと洗っていました。臭いや汚れはしっかりと落としたいし、清潔でありたいと思っていたので、それぐらいしっかりと洗わないときれいになった気がしませんでした。

    しかし、実はこのボディータオルでゴシゴシ洗いも黒ずみを引き起こすNG行為だったんです!

    下着の摩擦と同様に、ナイロンなどの化学繊維はデリケートゾーンにとって大きな刺激となります。いくら石鹸やボディーソープを付けているからといって摩擦はゼロにはなりません。

    そこでおすすめするのが「泡パック」です。

    デリケートゾーンの黒ずみ対策「泡パック」

    泡パックとはその名の通り、泡立てネットなどで泡立てた泡でデリケートゾーン全体をパックするものです。

    この時、弱酸性の石鹸またはデリケートゾーン専用石鹸で洗うことをおすすめします。

    身体に使うボディーソープの中には殺菌力の強いものなどもあり、デリケートゾーンの必要な細菌までも落としてしまう可能性があります。それにより、デリケートゾーンのバリア機能が弱まり炎症を起こしやすくなってしまう可能性があります。

    清潔でバランスのとれた環境を保つためにも、石鹸選びは重要です。

    それでは、泡パックの手順について説明していきます!

    1.石鹸をネットを使って泡立てる

    2.泡を適量とり、デリケートゾーンに優しく乗せる

    3.そのまま2分間パックをする

    4.刺激にならないようにぬるま湯で優しく洗い流す

    5.入浴後は乾燥やダメージを防ぐため、保湿クリームを塗る

    この手順で泡パックをすることで、デリケートゾーンを洗う際の刺激を最小限に抑えることができます。ぜひ、試してみてください。

    泡でパックしながら洗わないといけないなんて!デリケートゾーンの自己処理も不安ではありませんか?

    お風呂でやりがちなデリケートゾーンのムダ毛ケア

    最近、よく耳にする「VIO脱毛」。

    大手美容外科から脱毛エステ、脱毛サロンなど幅広い機関で取り扱っていますよね。

    広告などでもよく見かけますし、女性タレントやモデルの方も通っていることを公言していたり、雑誌で特集が組まれていたりと、ますます身近になりつつある脱毛部位です。

    夏の水着の季節はもちろん、それ以外の季節でもデリケートゾーンの蒸れや臭いを気にしてVIO脱毛を始める人が増えています。

    しかし、実際に医療機関やエステで脱毛を行うと莫大な費用と時間がかかってしまいます。そこで、カミソリや毛抜き、電気シェーバーなどを用いて自己処理をする方も多いのではないでしょうか。

    実際に約8,000人の女性にVIOの脱毛について聞いたところ、65%もの方がカミソリで自己処理を行っていました。

    身近になりつつあるVIO脱毛の自己処理ですが、実はこの行為がデリケートゾーンの大きな刺激になってしまっているのです!

    腕や脚をカミソリなどで自己処理した後、カサカサしたり白く粉を吹いてしまった経験はありませんか?これは、肌がダメージを負った証拠です!一見、ムダ毛だけを剃ったように見えますが、実は肌の角質なども同時に剃ってしまっているのです。

    VIO部分の自己処理では、これらが敏感な部分であるデリケートゾーンに生じているのです。

    また、継続的に行う自己処理では肌が回復する余裕与えない為、黒ずみの沈着につながってしまいます。

    手軽で安価な自己処理ですが、大きなリスクも伴うということをわかっていただけたでしょうか?

    これらのメリットとデメリットから考えると、デリケートゾーンの黒ずみを治すためには、医療機関又はエステ・サロンなどでのVIO脱毛をおすすめします。

    乾燥もデリケートゾーンの黒ずみの敵

    今までデリケートゾーンの黒ずみの原因として「摩擦」を例に挙げて説明してきましたが、実は黒ずみの原因は「摩擦」だけではないんです!

    直接的なデリケートゾーンへの刺激にあたるものは摩擦なのですが、同じ刺激でも肌の健康状態によって捉え方が異なってきてしまうのをご存知ですか?

    実は、乾燥した皮膚は実際に受けた刺激を、普段よりもより敏感に感じてしまうのです。

    さらに、皮膚の乾燥はかゆみを引き起こすことがあります。このかゆみによって患部を引っ掻くことで刺激となり肌が黒ずんでしまうということも考えられます。

    湿度が低く、乾燥しやすい冬や、脱毛後は顔や手だけでなくデリケートゾーンも乾燥にさらされています。保湿クリームや黒ずみクリームなどを利用して、保湿のバリアを作り、うるおいのある刺激を受けにくい肌を保つように心がけましょう。

    また、デリケートゾーンを洗い(泡パックをすすぎ落とし)、乾かす際にも注意が必要です。

    しっかりとタオルドライをしておかないと…拭き残した水分が蒸発する際に必要な水分まで奪っていってしまいます。こうした乾かし方から生じる乾燥を防ぐためにも、柔らかいタオルで優しくデリケートゾーンを抑えるようにして水気をふき取ってください。

    また、ふき取った後は5分以内に保湿を行うと効果的です。

    意外と乾燥しやすいデリケートゾーン。是非、保湿することを心がけてみてください。

    デリケートゾーンの黒ずみ対策で刺激以外に気を付けること

    先ほど紹介した乾燥以外にも黒ずみ対策で気を付けるべきことがいくつかあります。

    中でも知っておいていただきたいのが「ターンオーバー」です。

    あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、黒ずみ対策をするうえでは欠かせないものです。

    ターンオーバーとは、皮膚の新しい細胞が作られて排出されるまでの肌の代謝活動のことです。具体的には、基底層で作られた新しい皮膚が、有棘層、顆粒層を経て、角質層になり、垢となって剥がれ落ちるという流れです。

    このターンオーバーは約28日間で行われると言われています。しかし、加齢とともにこの機能が衰えていくため、前述した28日間というのは健康な20歳までの方に限ります。40歳になると、ターンオーバーには40日間かかるともいわれています。

    この機能が衰えたり、乱れたりすることで皮膚にできた黒ずみを治す前に黒ずみが出来てしまい、それらが層のように蓄積してしまうのです。

    黒ずみを治すためにも、ターンオーバーは欠かさない機能だということをわかっていただけたでしょうか。

    メラノサイトによって作られた黒ずみも、上記のようにターンオーバーが進むにつれて剥がれ落ちていきます。そのため、黒ずみケアをはじめて新しい皮膚にメラニンの色素沈着がしなかった場合にも、治るまではある程度の時間がかかります。

    「歳とともにその期間が長くなっていく」と言われているターンオーバーですが、実は食生活などによっても変わってきてしまうのです。ストレスや寝不足、栄養不足や不摂生、タバコ、アルコールなどにより、身体の代謝だけでなく肌の代謝であるターンオーバーまで乱れてしまいます。

    特に夜型の生活や、コンビニのお弁当に偏った食生活が肌に影響しやすいと言われています。肌に必要なビタミンが取れる野菜や、うるおいを保つヒアルロン酸、コラーゲンなどを多く含む料理を積極的に摂ってみるのもいいかもしれません。

    いつまでも若々しく、元気な肌で黒ずみを治すためにもターンオーバーを規則正しく保つことは非常に大切です。

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